2021年5月2日日曜日

排卵検査の調査まとめ

記事の内容

排卵について、日本のサイトは同じようなことを書いてあるサイトばかりなので、海外サイト(英語圏)の記事をまとめる。
Oura ring(スマートリング)を着用中。

 

modernfertility

LHサージの増加と期間には個人差がある https://modernfertility.com/blog/normal-lh-level/

  • LHサージはベースラインの2.5倍から14.8倍の範囲と幅広い。 そして、増加率に関わらず排卵がある。

  • LHサージのパターンは主に3つある。個人のパターンが変わらないのか、周期で変わるのかどうか(例えば、ある周期ではShort surge、次の周期はPlateuになることがあるか)は議論がある。

    1. Short surge(42%から48%) 1回だけLHサージが上昇し、そのあとは下降するパターン。 ピークの少しあとに排卵がある。
    2. Two surges(33%から44%) 最初に大きく上昇し、少し低下、2回めの上昇があるパターン。 最初のLHサージの少し前に排卵がある。
    3. Plateu(11%~15%) 最初のサージのあと、LHレベルが高いままのパターン。 最初のLHサージの少し前に排卵がある。
  • 排卵のタイミングをチェックするには、最初のLHサージに着目する。

  • Short surgeの場合は、最初のLHサージを検出したときに排卵が近い。Two surgesまたはPlateuの場合にはLHサージを検出しても、それが最初のLHサージとは限らないので、早めに検査を始める必要がある。 このサイトでは、生理開始の19日前から検査を開始することを推奨している。

  • ちなみにこのサイトでは、排卵検査薬はしきい値ではなく、レベルで判定できる。LHサージの高さを色分けで判定される。ただし、カートに入れてもアメリカにしか配送先が選べなかった。残念。

基礎体温(BBT)が排卵検査として正確でない理由 https://modernfertility.com/blog/basal-body-temperature/

  • 黄体期に基礎体温が上昇するため、「すでに」排卵が起こったかどうかを判定するには有効。
  • ある研究では、LHサージから1日以内にBBTが上昇したのはわずか約22%、他の研究では排卵日にBBTが上昇したのはわずか約11%。 ほとんどが排卵後2日(もしくはそれ以上)経過するまで上昇しなかった。